レジ袋有料化でアリバイづくり?

先日、とんでもない場面に遭遇した
社会整理士育成協会の鈴木です。

大阪市のとある駅に降りた時、
突然、前から来た男が、線路に向かって
ゴミ袋を投げたのです。

驚きました!
こんな大人がまだいるのか?

と非常に残念な気持ちになりました。
もし、その現場を見ていた若者がいたら、
絶対に真似をしないでください。

さて、スーパーやコンビニなどの店頭で
無料配布しているレジ袋を、
法令で有料化しようという声が浮上しています。

では、利用者には不便になるルールを、
なぜ政府が急いで進めているのでしょうか?

それは、海洋プラスチックゴミを減らすためです。

実は、この海洋プラスチックゴミは、
長い間、海を漂い続けるので、
太陽光などで破片になると魚が食べてしまいます。
そして魚の体内に蓄積し、やがて人が魚を食べ、
健康阻害の危惧が考えられるとされるのです。

では、冒頭に戻りますが、
レジ袋を有料にすれば、
この問題は解決するのでしょうか?

国内に出る年間プラゴミ排出量は、
な・ん・と!!
たったの2%なのです。

お買い物時の心がけなどよりも、
もっと大きな取組が必要なのです。

しかし、私の本音は、
取り組めるものは
取り組んで欲しいのです。

(多いのは、漁網やロープ、発泡スチロールブイ、飲料用のペットボトル)


ちなみに政府は、
国内の86%は有効利用していると、
説明しているプラゴミ。
実は、発電などのための焼却なので、
国際的にはリサイクルと認められていません。

日本がカメのようなスピードの中、
海外は一気に脱プラスチック政策が進んでいます。

そこでです。
今月にG20サミットが開催されます。
(大阪で開かれる20カ国・地域首脳会議)

この問題は、確実になる議題。
日本でも、明確な対策を打ちだす必要に
迫られたわけです。
そこで、やってる感を出すために、
このレジ袋対策が取り上げられたわけです。

ここで残念なのが、この日本の考え方です。
確かに脱プラスチックは、利便性減少やコスト増に
問題を抱えるでしょう。
しかし、これらを考慮して、新たな産業育成に
急ピッチで動いている国がたくさんあるのです。

こんな、アリバイづくりなどせず、
堂々とレジ袋無料化などの取り組みの開示も
私は立派だと思うのですが・・・。

このプラスチックごみは、
遺品整理や生前整理の際に出る
不用品の中でも嵩張る厄介者。
いかに、ゴミにしないかを考えて、
家財整理を行うかを考えて参りたいと思います。

※一部、日本経済新聞引用


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