自筆のエンディングノートにこだわる理由

令和の幕開け。
時代が変わることにワクワクします。
 
と当会の小笹事務局長。
 
その事務局長が、
本日、令和元年5月1日に、

笑顔相続サロン
相続診断士 小笹美和
~ここはーと相続サポート事務所~
 
を開業されました。
ここにまた1人、世のため人のために
活躍される方が誕生します。
 
今日は、その小笹先生の想いである
 
自筆のエンディングノート
にこだわる理由
 
について綴りたいと思います。
以下は、小笹先生の言葉です。
 

 
平成の時代は,、大学卒業、バブル崩壊、
母の癌、そして母の死、結婚、出産
 
いいこともあれば悪いこともたくさんありました。
すべてが経験となり、今の私があります。
 
私が自筆のエンディングノートにこだわるワケ
 
それは
 
母からの手紙です
 
平成2年に大学を卒業し、証券会社に入社。
入社と同時に2ヶ月間東京で
ホテル暮らしをしながらの研修。
ツインの部屋に同期と一緒に
生活をしていた時に母から手紙がきました。
 
その時はこの手紙が、
母からもらう最後の手紙になるなんて
思いもしませんでした。
 
それから半年後、
母が癌と診断され余命宣告を受けたのです。
 
本人には癌の告知はしませんでした。
でも勘の良かった母は、
きっと気がついていたと思います。
 
もちろん、
その当時はエンディングノート
なんてありませんでした。
私自身その存在を知りませんでした。
 
余命宣告を受けた後も
頑張って生きてくれた母、
私が25歳の時この世を去りました。
 
まるで映画のワンシーンのように感じで、
しばらく受け入れることなど出来ませんでした。
火葬場で焼かれた遺骨を持った時に、

まだ温かさがあり、
母の温もりのように感じたこと忘れられません。
 
それから母が亡くなって1ヶ月後に結婚。
主人との新婚旅行先で始めて大泣きをしました。
やっと母の死を受け入れることが
出来た瞬間だったのかもしれません。
 
それでも、ずっと母の遺影は見れず、
もちろん母の手紙を見ることも出来ませんでした。
 
それから、出産や子育て
介護の業界での経験を積むうちに、
ある日のこと、

遺影を見ることが出来るようになりました。

その遺影の中に入れてあった
母からの手紙を読み返した時に、
いつのまにか泣くことを忘れた私が、
その手紙を見たときに、
再び泣くことができたのです。
 
押しつぶしていた感情
母への想い
そして母から感じた愛情

いろんなことを思い出した瞬間でした。
 
母の字は何年たっても覚えています。
そして、手紙に何気なしに書かれている口癖。

もう母の声は、思い出せません!

でも、
母の字や口癖は
思い出せるんです!!
 
エンディングノートがない時代
自筆で書かれている手紙は
私の大切な宝物です。
 
携帯のアプリからとれる
エンディングノートやパソコンで書く
エンディングノートもありますが、
 
私は、自筆で書くエンディングノートの大切さを
自分が感じた経験からお伝えしたいと思っています。
 
50歳を過ぎても母から見れば子ども。
そして、母になった私でも
母の前では子どもなんです。
 
エンディングノートは
書かないより書いた方がいい
 
そして
大切な人への最後のメッセージは
必ず自筆で書いて欲しい
 
私がエンディングノートを自筆で書くワケ

それは、

大切な形見の
母からの手紙


に込められています。だから、

「書きやすい事からでいいから、
自筆で書いて欲しい」

想いを遺して欲しい。。。
 
一人でも多くの人に伝えていければと思います。
 
笑顔相続サロン
相続診断士 小笹 美和
~ここはーと相続サポート事務所~
 


先日、私も実家のアルバム整理を行いました。
そこには、想い出がぎっしりと
詰め込まれていました。

「あの輝かしい当時に戻りたい」

「大好きなおばあちゃんにもう1度会いたい」

と思いました。

でも、私が妻や娘にしてやれることは、
ちゃんと自分の言葉で遺すことだと
小笹先生に教えて頂きました。

言葉の力、文字の力って凄いです。

私のおすすめは、
アルバムが残っている人は、
まずアルバムを見る。

すると、感謝など綴るべきことが
見えてくると思いますよ。


 

争族対策・廃棄物問題・
認知症対策・悪徳詐欺対策・
孤独死対策・うちの子問題
について


取り組みされている方や
ご興味がおありの方、

小笹事務局長に

「こんな話を聞きたい」
「こんな相談をしたい」

とご要望のある方は、
こちらまでご連絡ください。

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当会宛 075-778-5069
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