皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木です。
ご報告が遅れましたことお詫び申し上げます。2025年9月30日、NTT京都支店三条コラボレーションプラザにて、第5回「高齢者・地域・社会 つながるプラザ」が開催されました。
今回、一般社団法人社会整理士育成協会は、
テーマ【孤立死から逆算する幸せプラン】でセミナーとワークショップを実施しました。
参加者の皆さまに、
「孤立死」「認知症」「相続」「つながり」の4つの視点から、
“もしも”を防ぐ備え方と幸せに生きるための整理術 をお伝えしました。

◆ 第1章:孤立死は「防げる社会問題」
私、鈴木より、特殊清掃や遺品整理の現場経験をもとに、孤立死の定義や発生状況をデータと写真で解説しました。
「孤立死は“突然の不幸”ではなく、つながりを失うことから始まる“ゆるやかな社会現象”です。」
協会が展開する見守り活動「オールライト」は、LINEを使って毎日あいさつを交わすシンプルな仕組みで、家族や友人、地域と“つながり続ける安心”を支えています。
この活動が今では京都から全国へと広がり、「誰も一人にしない社会づくり」の土台となっています。
*現在12チームとまだ小規模ですが、毎日約60名の方を見守りさせていただいております。

◆ 第2章:重度の認知症を防ぐために
続いて登壇したのは、協会事務局の岩井でした。
保険・終活・相続の専門家として、また、実の親御さんを父と介護するリアル戦士として、家族の中に起きる「気づけなかったサイン」を紹介しました。
「認知症は“老い”ではなく“その症状の状態”。早期発見と予防で、家族の笑顔は守れます。」
講義では、岩井家のリアルなエピソードも交えながら、
- 認知症の初期サイン
- 家族ができる見守りの方法
- ペットとの暮らしがもたらす安心効果
など、身近で実践できるヒントを紹介しました。

◆ 第3章:困る相続・争う相続を防ぐために
3時間目では、協会事務局長・小笹より、「認知症」「孤立」「相続・相続税」――“何もしない”ことで生まれる3つのリスクを、事例を交えて分かりやすく解説しました。
「相続は“死後の話”ではありません。
“生きているうち”にこそ、家族の未来を整える時間です。」
エンディングノートや任意後見制度など、
“気づき → 防ぐ → 備える”ための実践ステップを紹介。参加者の多くが、メモを取りながら真剣に聞き入っていました。

◆ 第4章:ワークショップで“自分ごと”に
後半は、少人数グループに分かれてのワークショップ。
- 今できる準備は?
- 誰とつながっておくべき?
- どんな書類を残しておけば安心?
参加者同士が想いや気づきを語り合う姿が印象的でした。
中には、「今日帰ったら母に電話します」と話す方もいらっしゃいました。

◆ ◆ 協会が目指すのは「整理で社会をつなぐ」こと
社会整理士育成協会の活動は、単なる終活支援や相続対策にとどまりません。
「孤立死を減らすこと」
「認知症の重度化を防ぐこと」
「争う・困る相続をなくすこと」
この3つを軸に、“命・心・財産”を整理する新しい社会モデルを提案しています。
セミナーの最後には、
「孤立死ゼロ社会は“しくみ”と“やさしさ”でつくる」
というメッセージが共有されました。
孤立を防ぐのは、特別な人ではなく、あなたの“ちょっとした行動かもしれません。
これからも、情報発信を含め、皆さんが笑顔になれる取組をして参りたいと思いますので、応援してください。
📍 一般社団法人 社会整理士育成協会
公式サイト:一般社団法人社会整理士育成協会
📞 代表電話:077-600-9176
(グループ本社:077-576-8222 美鈴環境サービス)
📩お問い合わせ:omoiyari@shakaiseirishi.com
皆さまのその一歩が、未来の安心へとつながります。



