皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木です。今日は、引用になるのですが、私鈴木が好きだった、伊藤家の食卓で、いつも楽しくお母さんを演じておられた五月みどりさんについて書きたいと思います。
~誰もが安心して歳を重ねられる社会を目指して~
(出典:女性セブン2025年8月14日号「五月みどり、表舞台から遠ざかって6年…要介護3で施設に入所」
1960年代、紅白歌合戦で81.4%の瞬間最高視聴率を記録した歌手・五月みどりさんは、歌手・女優・画家として多くの人に愛され続けてきました。その五月さんは、いま要介護3の認定を受け、介護施設で穏やかに暮らされています。
認知症を患いながらも、当時の代表曲を口ずさみ、スタッフや家族に笑顔を届ける姿が紹介されていました。
「言葉は少なくなっても、心の歌は消えない」——その姿は、多くの人に希望を与えています。
記事の中では、娘・千恵さんとの再会エピソードも印象的でした。
4歳のときに離れ離れになり、12年の歳月を経て再び母娘として暮らし始めた二人。今では施設でおやつを一緒に食べ、キャッチボールを楽しむ日々を過ごされています。
「母とのキャッチボールは生まれて初めて」
その言葉には、“時間を超えてつながる家族の愛”が感じられます。
社会整理士育成協会では、このような「時間と関係を取り戻す整理」を「心の整理」「関係の整理」として大切に考えています。
介護施設=“終わりの場所”ではなく、“新しい暮らしの場”
記事の中で千恵さんが語ったように、介護施設に入ることは「家を出る悲しみ」だけではなく、
「支えられる安心」を手にする選択でもあります。
スタッフとのふれあい、美容やおしゃれの継続、そして安全な見守り。
“施設に入ってから笑顔が増えた”という言葉に、「支援とは、本人の尊厳を守ること」だと改めて感じます。
社会整理士育成協会が目指すのも、まさにこの「尊厳を守る支援」。単なるお片づけや手続き支援ではなく、その人らしい暮らしを“整える”活動を行っています。
社会整理士育成協会の想い
私たちは、7つのストップをアシストする活動をしておりますが、
相続相談・生前整理といった「財産・情報・モノの整理」をきっかけに、孤立・孤立死や重度の認知症、相続トラブル・ペットの孤立などの社会課題と向き合っています。
活動はまだまだ小さな規模であるのは承知です。けれど、“人の想いをつなぐ”ことを使命に、専門家・ボランティアと協力しながら、「支え合いの輪」を全国に広げていきたいと考えています。
足りないのは、地域と行政との連携です。
「連携したい。でも民間企業にとってなぜかハードルが高い」
その想いが私鈴木には大きくのしかかっています。これは正直の想いです。
「この社会整理士育成協会って初めて知ったけど、今の時代に必要な活動だね」「利益になりにくい社会問題に、民間が挑戦しているのが素晴らしい」
そんな声を時々いただけることが、私たちの励みです。
支える人も、支えられる人も笑顔で
五月みどりさんの物語は、
“高齢になっても、人生は輝きを失わない”という希望を教えてくれます。
社会整理士育成協会は、そんな希望を次の世代に渡すために、これからも地道に活動を続けていきます。
引用元:女性セブン2025年8月14日号
「五月みどり、表舞台から遠ざかって6年…要介護3で施設に入所」




