代表挨拶

代表理事

私は、自心を変えてくれた先師の教えを受け継ごうと、何か「世の中のためになりたい」「困ったを助けたい」を社是として活動しております。しかし、社会整理士育成協会を創る決め手となったのは、山口県で行方不明になった2歳男児を発見されたスーパーボランティア尾畠春夫さんの存在です。後に知る尾畠さんのご活躍というものは人としての心の清きさから生まれるものでとても感銘を受けました。
しかし、男児を発見されなければ、私は未だ尾畠さんの存在を知らなかったかもしれないのです。
このように日本には、綺麗な心を持って純粋に世の中を変えようと一生懸命に活動しておられる方がもっとたくさんおられるのではないか?と思ったのです。
ただ綺麗にしたいという思いで、ゴミ拾いをされる方や民生委員や行政の方々、そして未だ知らない社会貢献者のおかげで、国は保たれているのも確かだと思います。次世代につなぐためにも、社会貢献者をもっと知って欲しいと思ったのが大きなところです。
私は、仕事として孤立死後の復旧作業を行っております。たくさんの現場を見てきましたが、このような状態で最期を迎えられることに、どれだけ探しても何一つ良い点など見つかりません。見つけてもらえない(重度の)孤立死を私はゼロにしたいと思っています。

私は、生前整理やご遺品整理、特殊清掃を実務として行いながら感じた、これから起こり得る6つの社会問題に着目しております。掲げた6つのストップのうち、争続を無くしたい。笑顔相続で日本を変えると強い想いを持って活動される有志の存在に気付き、他の5つのストップは心熱き同志に委ね、私は見つけてもらえない孤立死を無くしたい活動に人生を捧げたいと思います。
相続・終活・介護・お片付けの分野でも「この世の中を変えたい」と考えておられる方がいらっしゃいます。
この国には、綺麗な心を持った社会貢献者がたくさん存在することを、国民の皆さまにお知らせすることを当会の主軸活動として励んで参りたいと思いますので、今後ともお力添えのほど宜しくお願い致します。

一般社団法人 社会整理士育成協会 代表理事
鈴木健司