孤立死データに信憑性はない

皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木です。

今日は、先日収録したYouTube動画
STOP孤立死パート1についてお送りしています。
ぜひ、ご覧ください!
※ちなみに只今、パート3まで収録済みです。

YouTubeのアシスタントである
相続診断士の山ちゃんからも
質問があったのですが、

「孤独死と孤立死の違い」

は何ですか?

この回答ですが、実は定義が無いのです。
孤独死は広義なワードなため難しいようです。

孤独死は、当会が無くしたい

「見つけてもらえない死」

だけではなく、
数時間部屋で1人でも孤独死
交通事故死でも孤独死
自殺でも孤独死です。

そこで、当会は
社会から孤立してしまう「死」
見つけてもらえない「死」
として孤立死という言葉を使うようにしました。

この孤立死が減ることは、
引きこもりの方を減らすことにも
つながるのではとも思います。

さて厚生労働省では「孤立死」と記されています。

私は、信憑性のある孤立死のデータが知りたくて、
昨年、厚生労働省 東京に連絡を取りました。

しかし、回答は
「データは残っていない」とのことでした。
厚労省が次に紹介してくださったのが、

独立社会保障人口問題研究所でした。

しかし、またまたデータは残っていないとの回答
さらに、紹介してくださったのが

警視庁

確かに!!孤独死の現場の時、必ず検視が入ります。

「ここだ!ここなら死因と経過日数が分かる」

と思いました。
しかし、ここもまたデータは無いとのことでした。

厚労省は、高齢者の急増に伴って、
都心部でも大きな問題となる
と位置づけ、

孤立死を予防するコミュニティづくり

を求めています。

しかし、地域任せの感があるように思え、
まだまだ乏しいデータだと思うので、
皆さまが、セミナーやワークショップなどで
くださった意見を取りまとめて、
厚労省へ持っていけたらと考えています。

今般、コロナウイルスの影響で、
ストップ孤立死とは真逆の方向に
動いています。
早く終息することを願うばかりです。