厚生労働省の報告書に沿って考えよう6

皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木です。


今日のYouTube動画では、

ストップ孤立死part.53
厚生労働省の報告書に沿って考えよう

高齢者が1人でも安心して
暮らせるコミュニティづくり その6


についてやっていきたいと思います。

前回は、イ.地域が気づかない 
マンションでの「孤立死」-つながりが欠如し、
支援を拒否する「孤立」者 というカテゴリー

から1つの事例についてお話しました。

「水道・電気・ガスは、未払い最終通知後、
地域によって若干止まる日数が違いますよ!


また、通知だけではなくて
訪問してくだされば、

「2日以内で見つける」

という件ではズレますが、
もっと早く見つかりますよね。
というお話をしました。

携帯電話のサービス

au docomo softbankさんが、
今後、地域や生活インフラと
どのような連携をされるのか?
当会は、期待をしております。


今日は、2つの事例からです。

 

1.団地住人から異臭がすると某市住宅供給公社に連絡があり、警察が立ち入ったところ、69歳男性と62歳女性の夫婦2人の遺体が発見された。男性は女性の死亡の約2カ月前に死亡していた。


2.78歳女性(母)と49歳女性(長女)の2遺体が発見された。女性達は次女を含む3人暮らしであり、母の死亡から数年後に長女が死亡している。次女は届け出などを行わずに暮らしていたが、食生活等が困難となり、隣人に助けを求めた際に駆けつけた救急隊員によって2人の遺体が発見された。女性達は、民生委員の紹介を断るなど地域との接触を拒んでいた。


今回は、どちらも2つの遺体が
発見されたという事例です。

1の方は、2カ月の間は、
女性はご主人の遺体と過ごしていた。

2の方は、母の死亡から数年間、
長女と次女は母の遺体と過ごし、
長女が亡くなってから次女は、
食生活が苦しくなるまでの間、
母と長女の遺体とともに暮らしていた
ということであります。

さらに、2の方は民生委員の紹介も
拒否していたということで、
繋がりというものが
無かったということになります。


ここで、

「繋がりを持ちたくない人」


が孤立死になりますので、
こういった方々をいかに、
拾い出すかということが重要だと
以前にもお話しました。

今回の民生委員の紹介を
断ったケースでは、

じゃあしょうがない!断る方が悪い!


とかではなくて、
最も気を付けて見てあげないと
いけない方が地域にいらっしゃる

ということが分かっているのですから、
外部からさりげなく、
地域と連携したりして
見守ってあげるべきだと思います。


前回も動画の最後にお話しましたが、
このような状況が分かっていることが
重要なことだと思いますので、

通知のみとか分かっているのに、
反応が無かったから放置するというのは、
今後やめるべきだと思います。


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