93歳おばあちゃんの笑顔と共に!3時間で叶えた感動の生前整理

プロ業者に依頼できない人向けのサービス

皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木です。
 
昨日は、イベント等でコラボしている一般社団法人つなぎさんのお客様宅に生前整理で訪問しました。
 

今回は、某テレビ局の取材が入る中、プロの立場としてお片付けの応援に参加させていただきました。当協会も協力し、93歳で認知症を患っておられるおばあちゃんのお宅を、過ごしやすい生活空間にするためのお片付けを行いました。

当初は、「退院の日程がまだわからない」ということで、2日間に分けて作業を進める予定でしたが、先日おばあちゃんから「もう帰る。当日の午後2時半頃に」という連絡が入り、急きょ慌ただしいスケジュールで行うことになりました。

 

作業人員:5名

*つなぎさん代表と副代表、応援1名の計3名と当協会から私と岩井の2名

作業スケジュール:

・午前9時半つなぎ事務所を出発
・午前10時に作業を開始
・13時には撤収準備
・14時には完全撤収

という計画で進行。実際の作業時間は約2時間半でした。

さらに、急な状況にもかかわらず、当協会の事務局である岩井さんが応援に駆けつけてくださり、大変助かりました。

撮影は、私がつなぎ代表の中邨さんを助手席に乗せ、現地に向かうところから始まりました。後部座席にはカメラマンが乗り込み、その様子を撮影。まるで本免許試験を受けているかのような、なかなかの緊張感でした。
 
私は、まず前回行ったシンクや流し台の掃除から取りかかりました。他のメンバーは、趣味関連の物や購入品を一旦専用の箱に入れ、おばあちゃんに確認してもらうための整理をしました。
また、紙類は日付を確認しつつ、コミュニケーションが取れている一般社団法人つなぎさんに確認しながら、一緒に分類していきます。
 
文房具もたくだんあったので、同じものを選別して処分するなど、非常に手間のかかる作業でした。
 
 

今年から始めた活動では、お片付けやお掃除が難しい方々をサポートしています。特に、費用面や人間関係の問題でプロの業者に依頼できない方々へのお助け隊として活動しています。

今回のおばあちゃんも、

「ありがたや、ありがたや」と感謝の言葉を繰り返しておられたと、テレビ局の取材班の方から報告があり、ホッと一安心しました。

 

今回のおばあちゃん。外出中に転倒して入院されていました。

そして家の中での転倒も侮ってはいけません。21時~6時の時間帯に多く、また10人に1人が骨折というデータがあります。転倒防止をはじめ、生前整理の大切さを実感していただき、終活や相続対策など、次のステップに進んでいただけることを願っています。

おばあちゃんのお家のお片付けはまだまだ続く(*^-^*)

おかたづけボランティア リビングの生前整理