生前整理と遺品整理

生前整理とは、モノ・相続・介護の3つに大別されます

モノがたくさん溢れているのは、不思議な事ではありません。
何が大切かというと、自身が召された時、どんなモノを、どんな想いを遺したかったのか?
これを家族や親戚に伝えておくことです。

生前整理というと、とてもハードルが高く大変なイメージが強いと思われます。

「大切なモノや想いを後世に伝える」「見られたくないものを処分する」
まずは、ここからがスタート!スッキリした気分になってください。

モノだけではありません。母の作る美味しい料理の引き継ぎが出来ていないと、のちに後悔する声も多いです。
そして、モノのお片付けは、1人では本当に困難ですから、出来ないことが罪だとは、決して思わないで欲しいと思います。

正しいおかたづけは、後世に遺すもの、伝えたいこと、絆を創るものを残すということです。

両親は子どもの、子どもは両親の想いを組み取りながら、 モノ・相続・介護について整理を完了させると、 家族全員が身も心もスッキリして、格好よく人生を過ごすことができます。

さて、皆さまご存知の2025年問題。5人に1人が認知症に罹患する日が、もうそこまでやって来ています。

「認知症患者同士で、どうやって生前整理しますか?」

「片方が認知症を患ったら大切なモノ・大切な想いをどうやって聞き取りますか?聞き取れますか?」

この状態は、本人の声を聞きながら片付けができない遺品整理と同じことなのです。

ご本人が認知症である以上、その方の財産は、配偶者・子どもであっても任意後見人でないと勝手に処分は出来ないのです。この任意後見人を選任しておくことが、生前整理の一策となります。

もし、選任しておかないと法定後見人を選任しなくてはなりません。成年後見人は、法定相続人でも構わないのですが、自己の利益を図るためのトラブルが多く、たいていは第3者が選任されます。

その法定後見人こそ他人です。お金の管理はして頂けますが、モノに込められた想いや後世に伝えたいことまではお知らせ出来ないのです。

その対策が出来るのが、生前整理なのです。

では、生前整理の良い点をみていきましょう。

1.遺品整理の時に家さがしをせずに済む

通帳や実印、保険証関係などは早く必要になります。生前整理しておくことで、慌てずに済みます。

2.金品や借り物の紛失を防ぐことができる

遺品整理の時に、業者や相続人の1人に持ち去られたりせずに済みます。
争族にならないためにも、生前におかたづけをする上で、相続分をしっかり話合うことが出来ます。
エンディングノートや遺言書の活用を行いましょう。

3.生前整理で一旦残しておいたモノが遺品整理では不用品に変わる

一旦残しておいたモノというのは、大切ではないが、使う可能性があるかもしれないモノとされ、
1年をメドに不用品になるモノを言います。ご遺族の方は、「大切なモノでは無かった」と分かるので、
分別(仕分)する労力と時間を費やさずに、不用品として処分出来ます。

4.遺族が費やす時間・労力・お金を低減できる

ストレスも含め、圧倒的に低減できます。
遺品整理は、たとえ隣りが実家でも、かたづけの時間を取るというのは大変なことなのです。
そこでよく起こるのが「全処分」。くれぐれも全処分などといった、遺品整理でも何でもない、ただ費用がかかるだけの遺品処分にならないようにしましょう。遺品の「遺」とは、後世に残す品ということです。その大切なモノを見ずに処分するということは、あってはならないことだと思います。

5.普段言いにくいお金のことや家計の見直しについて話しやすい

両親とおかたづけをしながらだと話しやすくなります。冒頭で述べたように、生前整理はモノのおかたづけだけではありません。相続のこと、介護のことも話し合う必要があります。
「自分の損益分岐点は何歳か?」「現状の保険で良いのか?」
争族対策のために、専門家を介して、少しでも笑顔相続に近づけましょう。

6.認知症の確認ができる

生前整理はコミュニケーションが取れる点でも素晴らしいことです。そのため色々な気づきがありますが、その中でも認知症はとても大きなものです。認知症になってしまうと正しい整理が出来なくなってしまいますので、最低1年に1回は、ご家族と専門家でおかたづけをすることをおすすめします。

【争族対策】
金品持ち去り防止、モノのおかたづけ、財産の見直し、保険の見直し、相続人の安否確認など

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7.相続人以外の者や特定の相続人に財産を与えたい場合の対策が打てる

相続人である子どもが介助せず、心許せる第3者がサポートしている場合、 要介護者の多くは、法定相続人以外の介助者・介護者に財産を受け渡したいとお考えになられます。特に、師弟関係、後継者が同族でない場合等は、 公正証書遺言の作成を行いましょう。

8.生前整理をすることで、気持ちがスッキリして格好よく歳がとれる

家族全員に解放感が得られます。残った時間を自由に、ご友人とお洒落をして楽しい日々を過ごされている方をたくさん見ております。ご家族も安心なので、両親の老後について悩む必要もありません。

全国の各士業の先生、介護・お片付けの専門家、各種査定士にお繋ぎできます。

おかたづけ(モノ・相続・介護)のご相談はこちら

事前整理の利点

  1. 大切なものや守りたいものを家族に伝えることができる
  2. エンディングノートや遺言の素晴らしさを知ることができる
  3. 老後や退職後に、自分の資産や生活費を知ることができる
  4. 財産に関するトラブルを招かなくても良い
  5. 大切にしてきた愛用品やうちの子(ペット)などの将来を安定させることができる
  6. かたづけの際に、見られたくないものを対処できる
  7. 楽しく会話しながら、安価でおかたづけができる
  8. 家族や親族、オーナー様に迷惑を掛けなくても良い
  9. 孤独死・認知症にならないように対策ができる
  10. 詐欺被害の防止ができる
  11. 社会問題に対して、貢献できる
  12. 相続とは、相続税の話だけではないことが理解できる

こんな方からのお問い合わせがあります

  • 独り暮らしの方
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  • 法定後見・任意後見の相談をしたい方
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  • 不動産の名義書換をお願いしたい(相続登記)
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  • 介護施設や老人ホームへの入居前
  • 年金生活を過ごす前
  • 年金はいくらもらえるのか教えて欲しい
  • 80歳の時に生活費がどうなっているのか知りたい
  • 自分は何歳の時に収支が赤字になるのか知りたい
  • 貯蓄するために家計をどのように改善したら良いか知りたい
  • 空き家や蔵をお持ちの方
  • エンディングノート、公正な遺言書を作成したい方
  • エンディングノート、公正な遺言書の書き方を知りたい
  • エンディングノートと公正な遺言書の違いを知りたい
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