私のお願い

私の周りには、この国を本当に良くしたい!
と心から思っている人が沢山います。

そして、私の知らないところにも
沢山おられることでしょう。
私は、そんな方と1人でも多くお会いし、
インタビューしていきたいと思っている
社会整理士育成協会の鈴木です。

認知症の有病率が最も高い日本。
政府も認知症対策を強化する上で、
「共生」「予防」
も目標を掲げています。

長寿大国。人生100年時代!
大相続時代など色々な呼び方で伝えられていますが、
ある意味、長寿時代の訪れということで、
素直に受け止めて、これからの在り方を
考えていかなければならないのです。

「家族介護から社会的介護へ」
を掲げて2000年に導入された介護保険。
当初は3兆6000億円だった給付金が、
2017年には約10兆円と2倍以上に
増加しています。
もちろん、介護サービスは拡充しました。
しかし、皆さまご存じの通り、
制度の網から漏れている人は多いのです。

では、最近急ピッチで、
政府も力を入れ出した認知症対策。

認知症を患った方が、
暮らしやすい社会をつくる共生

認知症患者を減らす予防

そのためには、介護人材の増員は、
絶対的に必要なのですが、
ここで少子化問題が大きく立ちはだかります。

国は、家族任せにせず、
社会問題としてどう向き合うか?
と声を大にして言っていますが、

実際に、重度の認知症を患った
父母両方の介護をしている女性の話を聞くと、

取り組もうとしていることは有り難いのです。
でも、この認知症という病は、
どんな病気の中でも一番厄介だと思うんです。
突然攻撃的になったり、暴れたり、
理解できないことを発したり、
大声を出したり、居なくなったり。

それを治す薬もない
普通、病気になると病院に行く。そして入院をする。

でも、病院に行かない!(入所しない)
と頑な(かたくな)に拒むのです。両親は!

そんな両親(患者)を
子どもの力では勧められないのが現実です。
かかりつけ医を付ける・病院に行くタイミングなど、
中々、一般の方には分からないのです。
やはり、第3者の力が必要になのです。

とお話されました。

私が校長を務める「おもいやりの学校」でも、
授業中に生徒からこういったお話が飛び出すが、
実際問題、介護をされている方にとっては、

「絵に描いた餅にすぎない」

というのです。

人からは

「もっと自分の時間持った方がいいよ」

と言われますが、

「持ちようが無いのですよ!」
「辛いんです。」

これが現実なのです。

だから、

生前に対策が必要なのです

これを政府は、
もっと前面に押し出して欲しいと思います。
何事も、生前に知っておかなければ
ならないことがあるのです。

知っていて、
行動を起こさないよりも
知らないことの方が罪

という仏教の教えの言葉は、
私は大切だと思っています。

生前対策には、
介護・相続・モノがあります。

ある相続コンサルタントをされている先生は、

「笑顔相続で日本を変える」

と急ピッチで活動をされておられます。
本人には、了承を得ていないため、
名前は伏せておきますが、
その方は、これからアジアを中心に急増する
これらの問題に対して、相続を皮切りに、
きっと先進国の宝となられると私は思っています。

日本を変えるは世界を変えるのです。


また、他分野においても、
私の知らないところで、
まだまだおられるのだと思います。

そういった社会貢献者をもっとメディアで
取り上げていって欲しいのが、
政府に対して、私のお願いであります。

※一部、日本経済新聞引用