大量廃棄時代に備え

道端に落ちているゴミを見ると悲しくなる
社会整理士育成協会の鈴木です。

環境省は太陽光パネルのリサイクルを
利用者などに義務付ける方針を固めました。

パネルの耐用年数は20年程度で、
2012年に始まった固定価格買い取り制度
(FIT)で急速に普及が進んだパネルが
2030年頃から大量の廃棄が見込まれるためです。

滋賀県でも、少し走れば太陽光といった
感じで、ものすごい量が設置されて
います。

この義務化によって、
不法投棄の防止と資源回収につながるのは
間違いはないと思われます。
パネルは高性能なガラスや電子機器、
銀などの資源でできているので、
リサイクルをせずに処分をした場合、
年230億~370億円相当の有用な資源が
未回収になる見込みです。

では耐用年数を過ぎた太陽光パネルを
放置したらどうなるかというと、

・電流の不具合で火災の原因
・パネル含有の鉛などの有害物質が流出
・破損による飛散でケガ

などが考えられます。

環境省は、今夏にも太陽光発電の
リサイクル体制を議論する検討会を
立ち上げられます。
早くて、来年2020年の通常国会に
関連法案を提出したいようです。

パネルを利用した消費者や発電事業者に、
リサイクル料金の支払いを義務つける

仕組みについてや埋め立てゴミの総量を
減らす方法なども詰める

リサイクルでは、
パネル重量の6~7割りを占めるガラス部材は、
グラスウールと呼ばれる繊維として
断熱材などに再利用できる。
ただパネルには、鉛などの有害物質も
含まれており、費用だけをみると、
リサイクルよりも埋設処分した方が安い。

しかし埋設ばかりでは、限度があるので、
安価なリサイクル技術の開発を
求めなければならない。

便利だと思い、
普及したものが
やがてゴミになる。

買った時は、高額だったのに、
捨てるのにも高額費用を要する。
これ仕方がないのです。

お片付けをしていると、

「捨てるのが高すぎる」

とお客様に叱られる時があるのですが、
最終処分場の価格が上がっているので、
どうしようもないのです。

ヨーロッパでは、
リサイクルを義務付けて、
回収体制を整えています。

日本でも早く体制を整えて欲しいものです。

そう考えると、この国!
問題が山積みですよね。
国民が少しずつ頑張らないと
次世代が大変になりそう。

心配ですね。。。

※一部日本経済新聞引用


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