ルール違反続出の片付け業界

皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木です。

1か月ほど前の2月1日の日本経済新聞で
このような「違法業者に注意」という
記事が上がりました。


当会も生前整理・ご遺品整理の全国窓口と
グループ内で実務もさせて頂いておりますが、

相見積もりになった時に、
非常に悔しい思いをすることがあるのです。
まずは、この記事についてお話したいと思います。

使わなくなった家電や家具を引き取る
廃品回収業者によるトラブルが、
国民生活センターに相談電話が押し寄せでます。

ネット広告に注意

ネット広告には
「無料回収」「最安」という文言が
謳って(うたって)あります。
※ 書いておかないと損だと聞いたことがあります。

そんでもって、お客様は飛び掛かります。

しかし、頼んでみると
時には、高額請求という地獄が
待ち構えているようです。

「皆さん、話が違うからといって、
業者が積み込んだ荷物をもう一度降ろさせて、
元に戻せ!と言いますか?」
「おそらく、その業者に、そしたらいくらかかるの?
と聞きますよね?」

この記事の関東在住の30代の女性は、
見積もりを依頼し、
「軽トラック1台25,000円」の説明を受けたのです。

しかし、訪問した業者は

「家具は、バラさないといけないから追加費用がかかる」

と言われて、最終請求額が、
14倍に膨れ上がったとのことです。

私はよく
生前整理・遺品整理のセミナー講師としても
お話させて頂きますが、時々こんな声があがります。

ゴミにお金がかかると思わなかった

びっくりするのですが、意外と多いのです。
私の常識は、非常識ですね(反省)

だって、ルート(毎週何曜日は燃えるごみ等)で
回って来られて、いつも捨ててますものね。
そこで、一回一回お金払ってませんものね。
でも、皆さん税金で払っています。
そして、ゴミ屋さんも捨てに行くのにお金を払います。
人が働いているので、お給料だって
支払わなくてはいけません。
無料なわけがありません。

で、今回の記事ですが、
軽トラ1台が14台に変わったとなると、
そもそも1台で入る量では無かったと思うのです。
よくもまあ、そんな見積もりをあげてきたなぁと思います。

最近、本当に遺品整理業に
参入してきている業者が増えています。

私は、今でも実務者ですから、
「やり方教えて欲しい」「仕事回して欲しい」
「知り合いが始めたから教えてあげて欲しい」
などの問い合わせがきます。

でも、教えません(笑)

なぜなら、
私はお片付け方法にこだわりを持っています。
当初は失敗もし、カラダで覚えてきました。

あえて、教えられるとしたら、
ゴミ屋さんでなければ、
処分品は運べないということです。

ここがポイントです。
もう一度、先ほどの記事に戻りましょう。

まず、この軽トラック廃品回収業者ですが、
間違いなく産業廃棄物収集運搬です。
そもそも、家庭ゴミを運ぶことが出来ないのに、
運んで会社のゴミとして捨てるのですから、
はっきり言って違法です。

なのに、
こんな業者と相見積もりになると、
高確率で負けるのです。

こちらは、
正規の手段で算出しているのにも関わらずです。

というわけで、
そんなに簡単には、参入できるわけがない
この遺品整理・生前整理業界なのに、
よくルールが分かっておらず、
「儲かる?」(※そんなに利益上がりません)
と思って参入してくる傾向が強いので、
お客様は、本当に注意して頂きたいと思います。


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