2021年ファイナルブログは孤独・孤立対策について

皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木でございます。


先日の28日、
「孤独・孤立対策推進会議」
(野田少子化相)の初会合が開かれました。

先日のブログにも書きましたように、
コロナ禍で生活困窮者や自殺者が
増えております。

そういったことも踏まえ、

24時間対応の相談体制の整備や
居場所作りの推進などを盛り込んだ

「孤独・孤立対策の重点計画」


を決定されました。

重点計画では、
孤独・孤立の実態を把握したうえで、
支援情報の網羅的な発信や、
電話やSNSによる24時間対応の
相談窓口の整備方針を明記し、

支援の担い手には、
NPOは重要かつ必要不可欠とも
明記に足されました。

2年前にストップ孤立死を電子出版し、

「イギリス国のように孤独担当大臣を設立して欲しい」


と書いた記事が本当になり、
喜んで1年が経過しました。

最初は、全く動きが見えず、
不安に思っていましたが、
少しずつではあるが、
発信も増えているので喜んでいます。


しかし、孤立死現場の
遺品整理の相談も受けている当会は、
孤立死は行政では守れない・限界がある
ことも現実的に受け止めております。

行政や相談所で勤務する人でさえ、
生活者が言うことを
聞いてくれないことに、
不満・悩み・責任を感じて
辞めてしまうこのご時世。

どこまで支援を続けてくれる人がいるのか?


などたくさん議題は残りますが、
まずは1歩踏み出さないと
何も始まらないという点では、
この孤独・孤立対策推進会議が
開かれたことは嬉しく思います。


・SNS・電話が出来ない人

・民生委員が声をかけても拒否する人

・自治会を拒む若者世代


私たち、社会整理士育成協会では、
こういった方々の孤立死をいかに
2日以内で発見できるのか?

この点はブレずに、
2022年も考えていきたいと思います。

2021年、たくさんの出来事がありました。
中でも、当会は新しい行事

おもいやりの学校演劇祭

を開催しました。
2022年も開催する方向で考えております。

少しずつしか前に進めませんが、
世の中のために1つでも出来ることが
あればと思い発信して参ります。

自助能力を高めましょう


2022年も何卒よろしくお願い申し上げます。

社会整理士育成協会 鈴木健司