厚生労働省の報告書に沿って考えよう4

皆さん、こんにちは。
社会整理士育成協会の鈴木です。


今日のYouTube動画では、

ストップ孤立死part.51
厚生労働省の報告書に沿って考えよう

高齢者が1人でも安心して
暮らせるコミュニティづくり その4


についてやっていきたいと思います。
今回も、厚生労働省が平成20年
(今からもう13年前)に作成した
報告書を皆さまにお伝えしていきたいと思います。


前回は、

イ.地域が気づかない 

マンションでの「孤立死」-つながりが欠如し、
支援を拒否する「孤立」者 というカテゴリー

から前半2つの事例について考えていきました。

数か月音沙汰がない場合だと
警察は動いてくれるけど、

「2日間連絡が途絶えているのです」

と言った時は、
果たして対応してくれるの?

ってお話しました。

見守る側も見守られる側も、
どちらもストレスが
かからないような方法を
議論していかないと
ダメだなぁっていうお話をしました。


今回は、後半2つの事例をやっていきます。

➀管理人よりとある居室前から
 異臭がする旨、賃貸仲介業者から
 連絡が入ったものの、
 本人との連絡が取れなかったため、
 合カギで居室内を入ったところ
 お亡くなりになっていた。

②管理人よりとある居室付近で
 異臭がし、郵便受へも郵便物が
 溜っている状況との連絡が入ったため、
 理事長・警察立ち合いにて
 居室内を確認したところ、
 居住者が死亡していた。


という2つの報告であります。

そこで、こちらのデータを見て欲しいのですが、

発見日数からみた発見原因

 

訪問 音信不通

異臭 居室の異常

家賃滞納

郵便物の滞留

3日以内

88.4%

5.4%

2.6%

3.5%

30日以上

52.7%

26.2%

15.4%

5.7%

異臭・居室の異常に関しては、
当然3日以内の数値は低いです。

30日以上は、
異臭・居室の異常、家賃滞納は
当然のごとく数値は上がります。

しかし、見てのとおり、
郵便物の滞留は、
差異があまりみられません。

ここで、思ったのですが、
郵便受けの応用で、
見守りが出来るのではと考えました。

玄関扉のタイプは、

➀受けを工夫して何通も
 入らないようにする

②溜まっているのが分かったら、
 新聞屋からオーナーや管理会社に
 連絡をいれてもらう


アパートやマンションの入り口に
備え付けられているタイプも
同様に出来ると思いますが、

基本的には、管理会社やオーナーが
その建屋に折られない場合は、
集合ポストは止めてもいいのかなぁと
思っています。


ポストに新聞が溜っていたら、
お隣とコミュニケーションが
取れている人だったら、
声かけしてくれると思います。


でも、私がオーナーだったらこうするかな?


動画ではそういったことをお話しています。

新聞は、個人的には非常にいい見守る
手段だと思っていますのでぜひ見てください。


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